こんにちはヨシフです。
今日は私がアメリカ株の購入銘柄を検討する際に重視していることをご紹介します。
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目次
アメリカ株投資に求めていること
株式で儲けるにはキャピタルゲイン(金融資産を安く買って高く売る)、インカムゲイン(金融資産を持つことで金利/配当を得る)2種類の方法がありますが私が求めているのはインカムゲインによる利益です。
キャピタルゲインによる利益を目指さない理由はいたってシンプルで自分には向いていないと感じているからです。
かつてはキャピタルゲイン狙いで株を売買していた時期もありましたが、日々の株価に一喜一憂し平日の昼間はいつも株価が気になる、少し上がれば売りたくなり、下がれば損切できず塩漬け一直線。。。と典型的な負け犬凍死家でした。
そんな中出会ったのがジェレミー・シーゲル博士著の「株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」という本でした。
本書によれば
- 1811年に1ドル株に投資していれば2011年には100万ドルになっている(現金の場合むしろマイナス)
- 株式のリターンの97%は配当金、値上がり益は3%に過ぎない
- 皆が注目する銘柄(今だとamazonとか)や国(東南アジアなどの新興国)はすでに将来の成長性を見込まれて割高になっているので投資しても結果として報われない
などなど、衝撃的な内容の連続でした。
この本を読んで以来、キャピタルゲインでなくインカムゲインを目指す方針へ転換しました。
銘柄選定の基準
投資方針で紹介しましたが下記4点を重視しています。
- 連続増配傾向にある銘柄を購入する
- 原則売却しない(バイ&ホールド)
- PERが20以下を目安とし割安な銘柄を購入する
- 配当利回りが3%以上を目安に高配当な銘柄を購入する
1,2は銘柄選定の考え方
3,4は購入タイミングの考え方になります。
どちらもジェレミー・シーゲル先生の影響を強く受けていますがそれぞれ理由をお話しします。
1.連続増配傾向にある銘柄を購入する
中でも25年以上増配している所謂「配当貴族銘柄」と呼ばれる銘柄を中心に選定しています。
理由は「これだけ長年増配しているならこれからも増配し続けてくれるだろう」と考えているからです。
25年といえば2002年のITバブル崩壊や2008年のリーマンショックの時でさえ増配し続けているということです。
それだけの間競争力を維持し、収益を上げ増配し続ける、これからもそれが続くという可能性は高いと私は確信しています。
2.原則売却しない(バイ&ホールド)
ひとえに、「売却するより持ち続けるほうが利益になる」からです。
私が購入する銘柄は持ち続けるだけで毎年配当金を運んできてくれるいわば「金の卵を産む鶏」、さらに毎年生み出す金の量は増え続けるというおまけつきです。
そんなお宝を殺して食べてしまってはもったいないと思いませんか?
但し、どんな銘柄も永遠に持ち続けるかと問われれば答えはNOです。
今のところ経験はありませんが増配を続けられなくなったときは売却するつもりです。
3.PERが20以下を目安とし割安な銘柄を購入する
いくら優れた銘柄であっても、株価が割高であれば購入してもうまみが少ないからです。
PERは瞬間的な増益で極端に下がるなど万能な指数ではないですが、目安として使うには優れた指数だと思っているのでPER20以下を目安にしています。
4.配当利回りが3%以上を目安に高配当な銘柄を購入する
これはただのこだわりです(笑)
私の中で投資額に対してどの程度配当金がもらえるとうれしいかを考えた時になんとなくある基準が3%という数字です。
終わりに
今までなんとなく頭の中にあったことを文章にしてみましたが、結構難しいものですね(笑)「こういう基準で」というのは今まで持っていたものですが、なぜそう考えたのかを書こうとするとなかなか筆が進みませんでした。思考の文章化が難しいのか、実はあまり考えていなかったのかわかりませんが
これからも自分の考えを信じアメリカ株を買い進めていこうと思います。
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