お金のEXPO2019へ行ってきました(前編)

投資雑記

こんにちはヨシフです。

皆様大変お久しぶりです。

めっきり寒くなりつつある今日この頃です。

 

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お金のEXPO2019へ参加

11/17(日)に開催されたお金のEXPO2019へ参加してきたので感じたこと、学んだことを記録しておこうと思います。

お金のEXPOとは

家計簿アプリで有名なマネーフォワード社が主催するイベントでマネープランニングや家計改善、投資などお金にまつわる情報を提供してくれるイベントです。

2014年から毎年開催しているそうで今回で6回目とのこと

1日で約40のセミナーが開催され、好きなものを選んで聴講するという形です。

会場は品川駅近くのグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールでした。

ヨシフが聴講したセミナーと感想

ヨシフが聴講したセミナーは下記です

  • デジタル時代のお金との付き合い方
  • ~超低金利はいつまで続く!?~ 効率的な不動産投資の【必勝術】とは!?
  • 【人生100年時代の年金対策】データでひも解く三大都市圏の不動産投資戦略
  • 基礎から分かる!伸びる投資先を見つけるための、決算書の読み説き方
  • 投資したお金の行方 ~クオリティグロース企業への長期投資~
  • 金融機関勤務のサラリーマン大家が実践する不動産バランスシート運営 ~【実話】マンション投資で箱根別荘を入手!~
  • 自動家計簿とライフプランアプリによる年金2,000万円不足問題への対応
  • フロッギー流 コツコツ個別株投資術~学びながら実践できる5つの方法
  • 自助努力の時代~あなたの未来は大丈夫?「なんとなく投資」から脱出せよ!

それぞれ概要と感想をお伝えしようと思います

デジタル時代のお金との付き合い方

講師

・為末 大 氏(元プロ陸上選手)
・御立 尚資 氏(ボストン コンサルティング グループ シニア・アドバイザー)

元陸上選手の為末さんとコンサル出身の方の対談でした。

デジタル時代とお金というテーマでしたが、この2テーマにはあまり触れられていなかった気がします(笑)

どちらかというと為末さんのアスリート時代の話がメインでした。

記憶に残った点は

御立 尚資 さんが1900年と1913年のニューヨークの写真を比べて1900年は馬車が道を埋め尽くしていたが1913年にはきれいに自動車に置き換わっている光景を紹介し

「わずか13年でこれほど変化がある、馬車時代に必要だった飼い葉を売る人や道の糞を処理する人は13年の間に失業した」

という話をされていました。

と同時にこの変化はフォードが車を大量生産できる革命的な技術を確立したためで、予測できた人はおそらくいなかっただろうとも言い、人は「変化を読んで戦略を立てねば」というがそんなことは無理なんですと何とも身もふたもないことをおっしゃっていました(笑)

もう一つ記憶に残ったというかハッとしたことがあったのでそちらも紹介します

為末さんによればオリンピックでメダルを取ったりメジャーリーグで活躍するようなアスリートは2パターンいるそうで

  • メダルやメジャーでの活躍のような目標に向かって努力してきた人
  • その競技が好きで練習を重ねた結果高みに達した人

小学校の卒業文集で「オリンピックで金」とかって書く人は前者のタイプだそうです。

それとお金は似ているところがあるそうで資産運用をする人にも

  • 老後に備えて○○万円用意する、○○万円用意して住宅購入資金にする
  • お金が増えるのが楽しいから資産運用する

というような2タイプがいるんだろうなという話で「まあ、後者のタイプはそういないでしょうけどね」と為末さんがおっしゃっていました。

この発言に私ははっとしました。

「そうか自分は後者だから、楽しんで運用してる (お金自体が増えていくのが楽しい) けどふつうはお金で手に入る何かのために運用しようとするのか」

なんとなくこれまでに会社の同僚や友人などいろいろな人と運用の話をする中でなんとなくかみ合わない感じがあったのはこれが原因だったのかなという気がしてすっきりしたというか納得した気分になりました。

20年持ち続ければ高確率で儲かるといったところでヨシフはお金が増えるのが好きだからそれでいいけど普通の人からすれば「20年ごとか知らんがな」と思うんだろうなあと

なんとなく感じていた違和感を解消させてくれたセミナーでした。

~超低金利はいつまで続く!?~ 効率的な不動産投資の【必勝術】とは!?

講師
・室田 雄飛 氏 ( J.P.Returns 株式会社 取締役)

不動産投資に関するセミナーで講師の室田さんは不動産会社に勤めながら自身も不動産投資をされている方だそうです。

ヨシフは不動産投資を実施しておらず、詳しくないのであまり興味がなかったのですが聞いてみるとなかなか面白かったです。

記憶に残っている内容を紹介します。

・自分の住みたいと思う物件と儲かる物件は違う

自分の住みたいと思う家、例えばですが

床暖房完備、ディスポーザ・食洗器付き、浴室乾燥機あり

など設備の良い物件は住むのには良いが投資には適さないそうで

理由は設備が多ければ故障による出費がかさむからとのこと

逆にシンプルな設備のワンルームや1Kのほうが出費が少なく済むため結果として利益が出やすいそうです。

【人生100年時代の年金対策】データでひも解く三大都市圏の不動産投資戦略

講師
中山 裕嗣 氏 ( 株式会社東京日商エステム 営業部課長)

もともと予約はしていなかったのですが直前の不動産投資セミナーが思いのほか面白かったため急遽出席することに

講師の中山さんはバイタリティ溢れる方で「3度の飯より不動産が好き」とおっしゃるような面白い方でした。

こちらも記憶に残ったお話を紹介します。

・投資用不動産を買うなら3大都市の都心部にするべき

理由はこれからも人口が増え続けるのは東京、大阪、愛知(名古屋)の3大都市圏のみだからとのこと

これから日本では少子化による人口減少が予測されますが、3大都市の都心部の人口はこれからも増加が予想されるようで、逆にその他の地域では人口減による住宅需要の減少により物件の資産価格も家賃も逓減していくため購入しない方が良いということ

基礎から分かる!伸びる投資先を見つけるための、決算書の読み説き方

講師

・森永 康平 氏 ( 株式会社マネネCEO )

前2つのセミナーと異なりこちらは株式投資のためのセミナーでした。

余談ですが経済学者の森永卓郎さんの息子さんだそうです。

内容としてはよかったのですが、ヨシフは株式投資経験がそれなりにあったため目新しい情報はあまりありませんでした。

おっしゃっていたことの概要は下記のような感じです

  • 売り上げなどの数値は金額ではなく伸び率を見るべき
  • 自分(講師)は経常利益(率)を重視している
  • PER、PBRなどの指標は重要だがそれだけで判断しない(万年割安株もある)
  • 決算説明資料は読むべき(ビジネスモデルの理解、マーケット分析などためになる)

確かに言っていることはどれもその通りかなと思うので株式投資初心者の方にはおすすめできる内容かなと感じました。

投資したお金の行方 ~クオリティグロース企業への長期投資~

講師

・渡邉 敬 氏(コムジェスト・アセットマネジメント株式会社 マネジャー)

打って変わってファンドとファンドマネージャーは何をしているのかというセミナーでした。

ファンドマネージャーというとオフィスでパソコンと数字の並んだ資料を眺めながら株式を売ったり買ったりしているイメージを持たれがちだが企業を訪問して経営者と会話する中で色々な判断をすることが多い

という話が多少印象的だったかなという程度で正直なところあまり興味を惹かれるような内容はなかったです。

長くなったためここでいったん切ります。

続きは後半で