スワップ目的でメキシコペソを25万通貨購入

FX

こんにちはヨシフです。

メキシコペソをスワップ目的で購入したのでその御報告になります。

5.578円で25万通貨購入しました。口座には300,000円入金しているのでレバレッジは約4.6倍での取引です。

FX取引ですが、ループイフダンではなくFXプライムを通じての裁量取引での購入になります。

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メキシコペソ購入理由

一言でいうと「高いスワップポイントが魅力的だと思ったため」が購入理由になります。

FXプライムのメキシコペソ/円のスワップポイントは15円/10000通貨です。

5.578円/1メキシコペソで購入しているので10,000通貨購入に必要な金額は55,780円です。

10,000通貨を1年持ち続けた場合得られるスワップは5,475円

利回りを計算すると年率9.8%(5,475円/55,780円*100)となります。

上記計算はレバレッジ1倍で購入した場合の数値ですのでレバレッジをかければその分利回りは上昇します。

今回は4.6倍のレバレッジをかけているので想定年利回りは45.08%となります。

1年で投入金額の約半分を得られる計算です。とても魅力的なリターンではないかなと思います。

最もこれはスワップポイントが今後変わらず、メキシコペソのレートが変わらない前提ですので決して保証された値でないという点は留意が必要です。

単純にスワップだけで見ればトルコリラのほうが高水準ではあるのですが、万年右から下がりのレートで、スワップよりもレート下落分のほうが大きく全く利益にならないと判断し手を出していません

トルコリラ/円のチャート、右肩下がりなのが見て取れます

その点メキシコペソは新興国通貨の中では安定した値動きをしているため、トルコリラのように高スワップをレート下落で食いつぶすようなことはないのでは?と考え購入に至りました。

メキシコペソ/円のチャート、トルコリラに比べ値動きが小さい

またメキシコはS&Pの格付けも比較的高く、これも購入した理由の一つです。

メキシコ 格付けはA-です。

S&Pの格付け定義、上へ行くほど高い(信用が強い)

同じ新興国のトルコはBB-、南アフリカはBB+となっています。

S&PはBBB以上を投資適格、BB以下は投資不適格(ジャンク)と定義しているためトルコ、南アは低格付けといえます。

ちなみに日本はA+、アメリカはAA+です。

メキシコの基本情報

メキシコ国旗

せっかくですのでメキシコがどういう国なのか概要を説明したいと思います。

基礎情報

以下は外務省HPから引用です。

人口(2017年)約1億2,920万人
面積196万平方キロメートル(日本の約5倍)
名目GDP(2017年)10,460億ドル(日本の約5分の1)

人口は日本より多いんですね、初めて知りました。

また、人口減に転じた日本と違いメキシコの人口は伸び続けています。

人口増は経済成長にとってプラス要因ですのでこれからも継続した経済成長が見込めます。

GDPも伸び率は大きくありませんが(年率2~3%程度)着実に伸びています。

メキシコの産業

メキシコの主要産業は製造業で輸出に占める工業製品の割合は約9割です。

特に自動車産業が盛んで、自動車生産台数は世界第7位を誇ります。

製造業だけでなくメキシコ湾には油田が多く存在するため、石油輸出国でもあります。

アメリカと国境を接していることもあり輸出の約8割がアメリカです。

このため、メキシコ経済はアメリカの景気に大きく左右されます。

アメリカの景気が悪化すると、メキシコ経済も大きく悪化します。

また、トランプ政権の「メキシコ国境の壁」などに代表される政治的リスクも抱えているので、良くも悪くも「アメリカ次第」という面が大きいことは留意する必要があります。

終わりに

スワップ目的のFX取引はやってみるとあまりもうからないという話をちらほら聞いているので(トルコリラとか)正直結構ビビっていますが、しばらく様子を見て継続するか判断したいと思います。